マンネリを打破「秋冬スーツ」を洗練させるには メンズに伝えたい「定番色にシャツ」以外の選択

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

社内など空調が効いた場所でジャケットを脱いだときに、ビジネスの場らしいきちんと感をキープしてくれる効果もある。

ネイビーのストライプスーツに同色のネイビーカーディガンとホワイトシャツを合わせた
ネイビーのストライプスーツに同色のカーディガンを合わせるとノータイスタイルでも決まる。セットアップジャケット¥63,800、セットアップパンツ¥35,200、シャツ¥27,500(すべてデザインワークス)シューズ¥41,800(ジェネラル・アンド・オーディナリー/以上すべてデザインワークス ドゥ・コート 六本木ヒルズ店 03-5786-9831)カーディガン¥60,500(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)眼鏡¥40,700(ワンスリー コンパウンド フレーム/デュアル 03-6455-4690)(撮影:今井康一)

スーツと同色を合わせるのが最もベーシックだが、コントラストをつけた色合わせもVゾーンが強調されておすすめだ。ただ、ビジネスシーンで使うことを考え、ネイビーやグレー、ブラックといった基本色を合わせるのが望ましい。

ゲージと呼ばれる糸の太さでカジュアル度が変わるため、細い糸で編まれたハイゲージのカーディガンを選ぶようにしてほしい。

これはビジネスらしい品をキープするだけでなく、ジャケットの中に着るときは薄手のカーディガンのほうが動きやすく快適に過ごせるからだ。

ジャケットの中に着る場合は薄手のカーディガンを合わせることがポイント
薄手のカーディガンを選ぶことで上品な印象に(撮影:今井康一)

柄や編み方に関しては、単色で凹凸のないプレーンな編み地のタイプが汎用性も高く重宝するだろう。

コーディネート例では、ネイビーのストライプスーツに同色のカーディガンとホワイトシャツを合わせた、ベーシックで真似しやすいスタイルに仕上げた。

シューズはきっちりとしたレースアップタイプを合わせ、普段のスーツスタイルから20%ほどカジュアルに見えるようにした。

このスタイルにネクタイを合わせても違和感なく見えるくらいビジネス感が保たれているため、初心者でも取り入れやすい。

Tシャツやカジュアルシャツの上に羽織ることが多いカーディガンも、色やデザイン、生地感を変えることでビジネスシーンの強い味方になってくれるはずだ。

ビジネスの場を和ませるタートルネックセーター

(きっちり度:60%)

コートはもちろん、ベストなどさまざまなアウターを合わせられる秋冬の定番インナーであるタートルネックセーター。カジュアルな印象があるが、実はビジネスシーンでも活躍してくれる万能インナーだ。

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事