本庄早稲田「新幹線だけの駅」知らない間に大発展 駅名ばかりで判断すると「真の姿」を見誤る
早稲田の3文字を見ると、多くの人は、早稲田大学(早大)をまず思い出すのではないだろうか。
大隈重信が東京都新宿区に設立した東京専門学校が、大学への昇格を機にこの名称になったのは、この地域が早期に収穫できる稲の産地であり、早稲田という地名だったことに由来する。同様の経緯で早稲田を名乗る地名は全国に存在する。
2024年で開業20周年
しかし近隣にある東京メトロ東西線早稲田・副都心線西早稲田駅や都電荒川線早稲田停留場は、大学ができてから生まれたので、最近増えつつある「大学駅」に分類できるかもしれない。
筆者は早稲田実業学校(早実)中等部〜同高等部〜早稲田大学と進学した。現在は国分寺市にある早実は、この頃は大学の近くにあったので、10年間にわたり早稲田駅や早稲田停留場を使い続けてきた。
ところで「早稲田」が入る駅名は、この界隈以外にもある。それが埼玉県本庄市にあるJR東日本上越新幹線の本庄早稲田駅で、上越新幹線が走りはじめた22年後の2004年3月13日に開業した。つまり今年で20周年となる。
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