深谷で「映画と珈琲」を楽しむレトロ散策のすすめ 酒蔵建築や映画ロケ地で「時空を旅する」気分に

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豆はエチオピア産の無農薬豆を主流として五十嵐氏がよりすぐったものを扱う。

ブラジル、中国、エチオビアなどの産地の豆の説明書き
エチオピア産を主とし、あらゆる産地の豆を扱う(撮影:永見薫)

口にすると広がる味わいはまるで紅茶のような華やかさと柔らかな味わい。喉を通ると口元に残るのはフローラルな香りだ。

店のスタッフがコーヒーを淹れる様子
店のスタッフが丁寧に淹れる。フレンチプレスで淹れる店は珍しい(撮影:永見薫)

「今まで紅茶やハーブティーしか飲めなかったが、スペシャルティコーヒーをきっかけにコーヒーが飲めるようになったという人が多くいらっしゃる。この体験をぜひ味わってほしい」と五十嵐氏はコーヒー文化をこれからも伝え続けていく。

プリンと添えられたクリーム
スイーツは毎日店舗で手作りしている(写真:50 COFFEE & ROASTERY提供)

旅をするとき、定番どころではない観光地にあまり目を向けることがないかもしれないが、土地ごとに知られざる歴史や文化が眠るものだ。一度その魅力を知ると、より深く知ろうと再び街に訪れたくなる。手触りのある文化に触れる、小さな旅ならではの魅力を味わってみてほしい。

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永見 薫 ライター

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ながみ かおる / Kaoru Nagami

1982年生まれ。兵庫県出身、東京都在住。大妻女子大学比較文化学部比較文化学科卒業。中国と日本の女性史を中心に比較文化学を学ぶ。複数の企業勤務を経て2014年よりライター。主な執筆テーマは在学中より関心の高かったジェンダーや多様性のほか、働き方、子育て、まちづくり。1児の母。Twitter:kao_ngm

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