旧ジャニ「超蜜月のTV局」と「推しグループ」の関係 賛否あった「24時間テレビ」の後に見えてきた真実

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また、日本テレビは今年4月スタートの新音楽番組「with MUSIC」にSTARTOの20th Century、NEWS、SUPER EIGHT、Kis-My-Ft2、timelesz、WEST.、King & Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子、Aぇ!groupが出演。

残る未出演グループはHey!Say!JUMPなどわずかであり、半年間で早くもほぼ網羅されています。

さらに、7月6日に放送した8時間にわたる音楽特番「THE MUSIC DAY」にも、SUPER EIGHT、KAT-TUN、timelesz、King & Prince、Snow Man、SixTONES、なにわ男子の7組が出演しました。

他局の音楽特番と比べても、SixTONESだけでなく多くのグループにオファーしている様子がうかがえます。

ただ、日本テレビはSTARTOだけにこだわっているわけではありません。

アイドル要素を含む男性グループでは、「with MUSIC」にBMSGのBE:FIRSTとMAZZEL、LAPONEのJO1とINI、LDHの三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、エイベックスのDa-iCE、HYBEの&TEAM、K-POPのTWSとBOYNEXTDOOR。

さらにTOBEのNumber_iとIMP.、CULENの新しい地図(稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾)が出演しました。

ちなみに「THE MUSIC DAY」にもBE:FIRST、JO1、三代目J SOUL BROTHERS、Da-iCE、&TEAM、Number_i、スターダストのDISH//、K-POPのTOMORROW X TOGETHERとNEXZが出演していました。

つまり「最も関係性が深いのはSTARTOで間違いないものの、あらゆる芸能事務所の男性グループをこれまで以上にキャスティングしている」ということ。

局を問わず旧ジャニーズ事務所時代は避けられていた共演への支障がなくなり、「視聴率を獲得できそうなベストのキャスティングをしていこう」というなりふり構わず数字を追い求める姿勢がうかがえます。

そうなると、より視聴率獲得に妥協のない戦略を採る日本テレビが、「他の芸能事務所より影響力のあるグループが多いSTARTOとの良好な関係性を保つために、彼らの割合を高めていこう」と考えるのはビジネスとして当然でしょう。

「Snow Man」を押さえ順調なTBS

他局に目を向けると、最もSTARTOとの関係性が良好と言われるのがTBS。

現在、日本の音楽シーンで断トツのセールスを誇るSnow Manの冠番組に加えて、目黒蓮さんのゴールデン・プライムタイム(19~23時)初主演ドラマ「トリリオンゲーム」、宮舘涼太さんや佐久間大介さんの「ラヴィット!」など、個人出演もしっかり押さえてきました。

それに次ぐSixTONESのメンバーも、ジェシーさんと田中樹さんをバラエティの「オオカミ少年」、松村北斗さんを今夏ドラマ「西園寺さんは家事をしない」に起用。

次ページかつてほどの濃い関係性がなくなった局
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事