旧ジャニ「超蜜月のTV局」と「推しグループ」の関係 賛否あった「24時間テレビ」の後に見えてきた真実

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さらに日本テレビは9月15日に「SixTONESの今日からプロデューサーズ!」、22日に「Game of SixTONES」を放送。

SixTONESにとって民放初の冠番組であり、前者がロケ、後者がゲームという異なるジャンルのバラエティを用意したところに「手応えがよければレギュラー化も視野に入れる」というニュアンスが推察されます。

また、個々に注目しても、これまで日本テレビはSixTONESのメンバーを起用してきました。

森本慎太郎さんはバラエティの「ザ!鉄腕!DASH!!」に加えて、ドラマの「だが、情熱はある」と「街並み照らすヤツら」に2年連続で主演。

ジェシーさんは長年「有吉ゼミ」の“八王子リホーム”に出演し続けているほか、今年はドラマ「新空港占拠」のキーマンとして出演。

田中樹さんは今年バラエティの「あべこべ男子の待つ部屋で」でMCに起用されたほか、ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」に出演。

髙地優吾さんは旧ジャニーズ事務所に入った2009年からバラエティの「スクール革命!」に出演し続けています。

SixTONES
テレビ各局への露出が高まってきているSixTONES(画像:STARTO ENTERTAINMENT公式サイトより)

新番組開始から半年で「ほぼ網羅」

そもそもSixTONESは2012年の日本テレビ系ドラマ「私立バカレア高校」に出演した6人で結成されたグループ。もともと日本テレビとの結び付きは強かったのですが、ここに来てグッと力を入れた感があります。

現在STARTOのグループで人気・売上などでトップに君臨しているのはSnow Man。圧倒的なセールスに加えて視聴率や配信再生への影響力も高まり、民放各局はSnow Manの起用を進めたいものの、多忙な彼らをグループで集めることは難しくなりました。

すでにゴールデンタイム(19~22時)の冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」(TBS系)があるため、民放各局はグループではなく1~2人での出演を進めています。

そこで民放各局は続く人気を誇るSixTONESを起用したいのですが、ここまで関係性を築いてきた日本テレビとしては譲れないところ。バラエティとドラマの両ジャンルで先行投資してきただけに、STARTOの運営が軌道に乗り、「24時間テレビ」が終わったタイミングでそのスタンスが表れはじめています。

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