さよなら!僕らのソニー 立石泰則著

さよなら!僕らのソニー 立石泰則著

ソニーがウォークマンといった夢のある商品を生み出せなくなって久しい。著者は17年にわたるソニー取材を通し、衰退の背景を活写する。

「コンテンツとネットワークの時代」を掲げた出井伸之前会長は、家電製品を軽視して大きく変質させた。それにハワード・ストリンガー現会長の体制下で拍車がかかる。映画などを映す「箱」にすぎない製品には、価値を見いださなくなった。ソニーのテレビ事業は8期連続で赤字だが、これは安売りが原因ではない。コスト削減の下、独自のデジタル高画質技術を搭載しなくなったためと分析する。

経営の失敗を重ね、ブランド低下を招く。変化に翻弄される現場社員の当惑もリアルに収録されている。

文春新書 871円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 最新の週刊東洋経済
  • コロナ後を生き抜く
トレンドライブラリーAD
人気の動画
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
優秀なはずの上司の下で部下が育たない根本理由
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
生前贈与がダメになる<br>相続の新常識

相続をめぐる環境が激変しています。年110万円まで非課税だった生前贈与が税制改正により認められなくなる可能性も。本特集では相続の基本から、よくあるトラブルと解消法、最新路線価に基づく相続税額、さらに生前贈与の将来動向まで取り上げました。

東洋経済education×ICT