今度は菊川社長が辞任 迷走続くオリンパス

今度は菊川社長が辞任 迷走続くオリンパス

わずか2週間で、2度の社長交代──10月中旬に英国人社長を電撃解任したオリンパスが、さらなる急展開を見せている。

10月26日、前社長の解任後、社長を兼務していた菊川剛会長の辞任を発表。高山修一専務が社長に就いた。

マイケル・ウッドフォード前社長の解任とその後の報道で、株価は一時半値以下に。時価総額で4000億円弱もの企業価値が吹き飛び、菊川氏は退場を余儀なくされた。

引き金は解任後ウッドフォード元社長がメディアに告発した、過去の二つの買収案件だ。同氏は2008年に実施された英医療機器ジャイラスおよびベンチャー3社の買収に関し、適切でない巨額の支出が行われたと批判。菊川氏らの責任を追及していた。

会見には、渦中の人物である菊川前社長は姿を現さず。過去の案件については「設立する第三者委員会に委ねる」(高山新社長)の一点張りで答えず、苛立った報道陣が声を荒らげる場面もあった。

すると翌27日には、2日連続の緊急記者会見を実施。一転して「昨日の皆さんの疑問にお答えしたい」(高山新社長)と、支払金額の算定根拠などを説明した。だが市場関係者からは「株式市場の疑問に真正面から答えたとは言えない」との声が聞かれた。

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