1泊27万円!知られざる「超豪華病室」の世界

医療保険の入院給付金では賄えない

病棟最上階の16階が高級病室階、その名もエグゼクティブフロア。入院している人の許可がないと入ることができないこのフロアは、暖かみのある暗めの照明とダークブラウンの重厚なドアで統一され、さながら高級ホテルのよう。シンプルで明るいほかの階とは一線を画している。

外国人に向け、ホテルも参考に

エグゼクティブフロアにあるのは24室。1泊27万円(差額ベッド代1日13万5000円、税抜き)と24万円(同12万円)のエグゼクティブスイートルームが1室ずつ、1泊12万円(同6万円)のラグジュアリールームが2室、1泊8万円(同4万円)のデラックスルームが13室、1泊6万円(同3万円)のスーペリアルームが7室だ。「外国人にもアピールしたいので、わかりやすいように、ホテルも参考にしながら最近名前を変えた」(廣井透雄・16階病棟医長)。フロア全体の稼働率は30~40%という。

16階のエグゼクティブスイートルームのあるエリアに入るには、さらにもう一度セキュリティゲートを通る。フロア、エリア、ドアと三重の関門を通って入ったその先には、広さ90平方メートルのスイートルームが広がっていた。

1泊27万円のエグゼクティブスイートルーム(撮影:梅谷 秀司)
独立した会議室では商談や家族だんらんも可能(撮影:梅谷 秀司)

ここが1泊27万円の最高級病室。内部はダークブラウンを基調に、高級感あふれるインテリアで統一されている。ベッド、アイボリーのソファの応接セット、独立した会議室、バスタブ付きの浴室――。酸素吸入などの医療のための設備は隠れており、言われなければ病室だとわからない。

窓は防弾ガラス。安心して新宿を一望できる(撮影:梅谷 秀司)

特殊なニーズをうかがわせるのが、窓。なんと、厚みのある防弾ガラスになっている。非日常を感じさせるこの病室には、政治家、芸能人、経営者、海外のVIPなど、セキュリティを重視する人が、人間ドックなどで短期間入院するケースが多いという。

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