普通二輪免許で乗れる英国車トライアンフの魅力 新型「スピード400/スクランブラー400X」試乗

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ナックルガードや縦2段アップサイレンサー、セミブロックタイヤなどの装備にスクランブラーらしさが宿る
ナックルガードや縦2段アップサイレンサー、セミブロックタイヤなどの装備にスクランブラーらしさが宿る(写真:Triumph Motorcycles Japan)

エンジンのフィーリングは同じだが、マフラーの違いなのか排気音はオフ車らしい弾けるサウンドに。また、「スピード400」と共通装備のトラクションコントロールと「スクランブラー400X」専用にオフロードモード切り替え可能なABS(完全オフも可能)も搭載されているなど本格的。

こうして細部まで見渡してみると、走りも装備も「スピード400」とは別物。高速道路で移動しながら気が向いたら林道にも入っていけるロングツーリング向きのモデルである。バイク旅が好きならこちらがおすすめだ。機会があればぜひオフロードにもトライしてみたいと思う。

400ccでトライアンフという選択肢

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トライアンフ伝統のスタイルと乗り味を現代的なセンスで再現した「スピード400」とオンもオフも楽しめる都会派デュアルパーパスの「スクランブラー400X」。乗ってみると両者のキャラクターは明確にわかれていた。価格はスピード400が69万9000円、スクランブラー400Xが78万9000円(ともに税込み)と値頃感もある。多くのライダーにとって現実的な選択肢に入りそうだ。

佐川健太郎 モーターサイクルジャーナリスト

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さがわけんたろう / Kentaro Sagawa

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。2輪イベントの司会、PVモデル&テストライダー、2輪メーカーやディーラーのアドバイザーも務める。(株)モト・マニアックス代表。「Yahoo!ニュース エキスパート」オーサー。元MFJ公認インストラクター。日本交通心理学会員。二輪車安全運転指導員。

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