慶應理工学部が「村上春樹作品の英訳」出題の衝撃 22年度入試まで英作文問題は出題されなかった

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慶應 理工学部 入試 村上春樹
慶應義塾大学理工学部(写真:TTwings / PIXTA)

2024年2月12日、慶應義塾大学の理工学部の入試が実施されました。

難関私立大学である慶應大学の入試問題ということで、多くの受験関係者から注目が集まっていたのですが、英語で驚きの入試問題が出題されました。

村上春樹の紀行文の英訳が出題

なんと、「村上春樹の書いた紀行文を英訳しなさい」という問題だったのです。

慶應大学の理工学部では、2022年度入試まで、英作文の問題自体が出題されていませんでした。

ところが昨年の入試から英作文の問題が出題され、一見するとそこまで高い英語力を求められなそうな学部でも、「英語表現の能力が求められるのか」と多くの受験関係者を驚かせていました。

「でも、さすがに毎年は出題されないのではないか? 2022年度だけの傾向で、今後は英作文が出題されないのでは」という見方もあった中で、なんと今年は去年より難しく、あの村上春樹の文章の英訳を求める問題が出題されたということで、大きな衝撃がありました。

今回、この問題を多くの東大生たちと一緒に解いてみました。その結果見えてきたことを、みなさんにシェアしたいと思います。

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