まだ残っていたのか……。都内のレストランでGo To Eat(GTE)取扱店舗のステッカーを見つけたときの感想だ。実施されていたのはずいぶん昔のように感じるが、東京都では2023年1月下旬に終了してまだ1年も経っていない。コロナ禍での飲食店への政策としては、20年に「営業時間短縮要請」もあり、当時は賛否両論があった。議論の的となったのが、「感染拡大防止のために、どこまで経済活動を犠牲にするのか」という難題である。
感染拡大当初、多くの国が感染症対策を最優先に実施したため、感染症対策と経済活動とのバランスが世界中で問題になった。例えば、中国を筆頭に30カ国以上で、経済活動をほぼ全面的に犠牲にするロックダウンが実施された。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
ログイン(会員の方はこちら)
無料会員登録
登録は簡単3ステップ
東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
おすすめ情報をメルマガでお届け
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら