10月24日、全国人民代表大会(全人代)常務委員会は1兆元(約20兆円)の特別国債発行を承認した。特別国債は年内に発行され、5000億元は年内に、残りの5000億元は翌年使用される。特別国債は使途を特定した国債で、通常の予算手続きを経ずに発行可能だ。過去3度発行されており、今回は災害後の復旧・復興と防災のためとしている。
全人代常務委員会は、財政赤字の対GDP比率を3%から3.8%前後に上昇させることも認めた。同時点で国債発行の残枠は予算対比で8300億元しかなかったが、今回財政赤字幅を拡大したことでさらに1兆元の国債発行を可能とした。
過去に期中で財政赤字幅を拡大したのは、1998年、1999年、2000年しかなく、いずれも8月に決めていた。今回は残り2カ月となったこの時期に赤字拡大を決めた。今年自然災害が多かったことは事実だが、災害は例年起こっており、この時期に急いで特別国債発行を決めるのは異例だ。




















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