単純往復でもお得、JR「秋の乗り放題パス」活用法 遠方への旅行や「乗り鉄」以外も便利に使える
秋の乗り放題パスは10月14日の「鉄道の日」に合わせてつくられた切符なので、発売期間は9月16日〜10月20日、利用期間は10月7〜22日となっている。
特急列車は特急券を別に購入しても利用できないが、普通列車のグリーン車自由席や座席指定制の臨時快速列車の指定席は、自由席グリーン券や指定席券との併用で利用が可能だ。ただしグリーン車でも、指定席利用の場合は別途乗車券が必要となる。
首都圏でお得になる区間はどこか
以前、首都圏ののんびりホリデーSuicaパスは、少しならエリア外にはみ出しても通常の往復利用よりおトクになり、さらにSuicaの乗り越し精算機能によってワンストップで乗り越し利用ができることを紹介したが(2022年4月20日付記事「利用エリア外でもお得、『Suicaパス』上手い使い方」)、秋の乗り放題パスの活用ならさらに安くできそうだ。
例えば中央線の大月―東京間は通常往復3036円のところが、秋の乗り放題パスなら2617円。実に419円もおトクである。このほか、東海道線の熱海―東京間、宇都宮線の宇都宮―東京間、高崎線の高崎―東京間(往復3960円)なら1343円安!房総方面は君津―東京間、上総一ノ宮―東京間(往復3036円)なら419円安と、おトクな区間が目白押しだ!
(片道営業キロ70.1km以上の区間)
中央線:四方津 74.0km
東海道線:二宮 73.1km
宇都宮線:間々田 73.3km
高崎線:籠原 71.3km
常磐線:神立 75.7km
総武線・内房線:巌根 70.5km
総武線・外房線:新茂原 70.6km
総武線・成田空港方面:空港第2ビル 78.2km
総武線・成田線:久住 75.3km
総武線:日向 71.7km
横浜へのお出かけなら、房総方面や北関東からの利用だとおトク額がグッと増える。大月―横浜間は往復3036円のところが、秋の乗り放題パスなら2617円だ。このほか、宇都宮―横浜間、高崎―横浜間(いずれも往復4620円)なら2003円安と、ほぼ4割引きに! 房総方面は君津―横浜間、上総一ノ宮―横浜間、成田空港―横浜間、成東―横浜間(往復3960円)なら1343円安と、こちらもおトクな区間が目白押しだ。
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