東京電力が決算発表、破綻リスクを表明
東京電力は、20日に発表した2011年3月期決算で、継続企業の前提に重要な疑義があると表明した。福島第一原発事故による特別損失で財務が大きく毀損、さらに決算に織り込まれていない原発事故の賠償負担の見通しがたっていないことから、企業として現状のまま存続できない可能性があると表明した。
企業の決算書は、企業が存続することを前提に作成される。しかし、業績の悪化など、破綻リスクが認められる場合には、その決算書の前提が崩れることになるため、企業は自ら破綻リスクがあることを明らかにしなくてはならない。
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