実践ソーシャル・メディア・マーケティング ジム・スターン著/酒井泰介訳
ブログやツイッター、フェイスブック、ユーチューブなど、今をときめくソーシャルメディアをやみくもに使っても、往々にして期待ほどのマーケティング効果は得られない。ただフォロワーやファン、口コミを増やせばいいというものでないからだ。
売り上げ向上につながるソーシャルメディアの有効活用は、どのようにすべきなのか。その効果をどう測定すればいいのか。それは多くの企業が抱える悩みだろう。本書はその解消の手掛かりを与えてくれる。著者は米国のオンラインマーケティングの先達だけに、先進的な事例が豊富に盛り込まれ、具体的な活用法が公開されている。
米国では数多くの多様な企業がこの販促の新規ルート開拓にかかわっているのに驚かされるが、それだけ将来性がある証拠なのかもしれない。「まず顧客の声を聞け」としつつ、「それだけではipodは生まれなかった」との見方があるのも印象的だ。
朝日新聞出版 2310円
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