「最高値更新ランキング」に表れる日本株の強さ バブル後最高値で勢いづく「日経平均4万円」説

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ランキングでもう一つ目を引くのが半導体関連だ。とくに半導体検査装置のアドバンテストや半導体製造装置メーカーの芝浦メカトロニクスは、ともに1999年以来の最高値更新となる。戦略物資として世界各国が半導体確保に力を注いでいることが追い風になっている。

インバウンド銘柄も名を連ねる。中古ブランド品の販売で大都市圏に大型店を展開するコメ兵ホールディングスや漫画・アニメグッズを販売する、まんだらけなどだ。

ただし、PBR改善にせよ、中国の代替投資先になるというシナリオにせよ、市場の期待が先行している面は否めない。実績が伴わなければ、日経平均4万円をうかがう勢いはつかの間、風は凪いでしまうかもしれない。

大塚 隆史 東洋経済 記者

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おおつか たかふみ / Takafumi Otsuka

広島出身。エネルギー系業界紙で九州の食と酒を堪能後、2018年1月に東洋経済新報社入社。石油企業や商社、外食業界などを担当。現在は会社四季報オンライン編集部に所属。エネルギー、「ビジネスと人権」の取材は継続して行っている。好きなお酒は田中六五、鍋島。

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