SDGs(持続可能な開発目標)への社会的注目度が急速に高まっている。「環境保護は儲からない」と冷淡な態度が取られていた一昔前とは空気が変わり、環境に配慮する企業・製品・活動はクールなものだというイメージが広まってきた。
筆者の専門は、制度設計の科学・マーケットデザインだが、最近は資源ゴミのリサイクルに関わるオークションの設計などに取り組んでおり、自身の専門と環境問題が交わる機会が増えている。
その中で感じるのは、環境問題への注目度の高まりに比べて、古くから経済学が環境問題に見いだしてきた「典型的な構造」の認知度が低いことである。
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