医療鎖国 なぜ日本ではがん新薬が使えないのか 中田敏博著

医療鎖国 なぜ日本ではがん新薬が使えないのか 中田敏博著

米国に渡り、医療分野のベンチャーキャピタリストとして活動する著者は、海の向こうから見ると、日本は最先端医療技術を受け入れない「鎖国」状態であり、医療の質や仕組みはさまざまな面で世界標準から懸け離れている、と指摘する。

世界で売り上げ上位のバイオ医薬品の認可や、新しい医療技術の国内使用、保険適用などは先進国中で最も遅いことがしばしば。その原因は、医療を内側から牛耳っている既得権益者、保守的で窮屈な規制環境、それを打開できない政治にあるという。

少子高齢化と財政危機にある今の日本で、いかにして医療の質を向上させ、「医療開国」するかを、経済的な側面から考察する。

文春新書 809円

  

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集中連載「日立 踊り場の先へ」<br>世界で戦える組織へ

成長を確実にする組織の根幹を成すのが、研究開発と人事である。研究開発体制は2015年4月、各研究所に横串を通し、顧客起点の組織に生まれ変わらせた。人事制度もグローバル化がほぼ完了。踊り場から飛躍へ、日立の地固めの様相を追う。