アルプス電気の宮城県内の工場群は稼動再開。福島県内はいまだ操業停止が続く【震災関連速報】
東日本大地震の被害を受けた電子備品メーカー、アルプス電気の東北の工場群のうち、宮城県内の4工場では生産ラインが再稼働した。ただ、福島県の工場はいまだ操業停止が続いている。
操業を再開しているのは、宮城県内の古川工場(宮城県大崎市古川中里)、涌谷工場(同遠田郡涌谷町字渋江)、角田工場(同角田市角田字西田)、北原工場(同大崎市古川塚目字北原)の4工場。震災直後から操業を停止していたが、安全点検を終了し、一部ラインで操業を開始している。
一方、福島県内の小名浜工場(いわき市小名浜野田字柳町)、平工場(いわき市好間町小谷作字作畑)では、震災直後から依然、操業停止状態が続いている。会社側は復旧に向けて全力を挙げているが、復旧の見通しについては明らかにしていない。
(伊藤 崇浩 =東洋経済オンライン)
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