キヤノンの工場復旧は一進一退。一部は操業再開するが、デジカメの主力拠点は再稼働のメド立たず【震災関連速報】

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キヤノンの工場復旧は一進一退。一部は操業再開するが、デジカメの主力拠点は再稼働のメド立たず【震災関連速報】

東日本大地震により停止していたキヤノンの各工場は、一進一退の状況だ。関東以東に拠点を構える一部の工場では稼働を開始した。が、大分キヤノン(大分県国東市)などデジタルカメラを生産する主力拠点は操業停止のまま。その期間は想定よりも長引いている。

天井が崩れ落ちるなどの被害があった福島キヤノン(福島県福島市)は、一部の操業を再開した。キヤノン化成の岩間工場(茨城県笠間市)も、「ずいぶんと戻ってきている」(広報)と、早ければ来週中にも稼働する可能性が出てきた。

一方で、一眼レフやコンパクトカメラを生産する大分キヤノンは、16日から操業停止が続く。同じく22日から停止している長崎キヤノン(長崎県波佐見町)や宮崎ダイシンキヤノン(長崎県児湯郡)も再開できていない。この3拠点が来週中に再稼働する見込みは、現時点では厳しそうだ。

今回、供給が滞ったのはコンデンサーやコネクターなどの電子部品。汎用品を複数社から調達していたが、調達先工場が被災したり、インフラ問題で物流が停滞している影響で、十分な数量を確保できていないようだ。主力工場の生産停止が長引けば、需要旺盛なデジタルカメラの生産に痛打となる。

(梅咲 恵司 =東洋経済オンライン)

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