ファミレス「まるまつ」のカルラは震災被害から徐々に復旧。依然営業再開メドが立たない店も【震災関連速報】
東北・北関東地方でファミリーレストラン「まるまつ」を展開するカルラは、東日本大震災による被害から徐々に復旧の兆しを見せている。
21日段階の営業停止店舗は全113店のうち30店だったが、ライフラインの復旧等に伴い、24日には20店前後まで減少した。今後は入居するショッピングセンターなどの商業施設の機能回復等により、順次営業を再開する店舗が増えていく見通しだ。
その一方で、いまだに営業再開のメドが立たない店舗も存在する。地震・津波により店舗が全半壊している「まるまつ」大船渡店(岩手県大船渡市)、「かに政宗」泉店(仙台市)、「かつグルメ」泉店(同)の3店だ。
また、店舗の修復に1カ月程度を要すと見込んでいる店舗もある。店舗内装、備品、厨房設備等が破損している「まるまつ」石巻店(宮城県石巻市)、「まるまつ」元倉店(同)、同塩釜店(宮城県塩釜市)、「味よし亭」元倉店(宮城県石巻市)の4店がそれに該当する。
そのほか、福島第一原子力発電所の事故の影響で避難勧告・屋内待避指示が出ている地域の5店(「まるまつ」相馬店など)の営業再開については、状況によって営業停止が長期化する可能性もありそうだ。
(二階堂 遼馬 =東洋経済オンライン)
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