トクヤマはフィルムや樹脂サッシ子会社工場の操業停止続く【震災関連速報】
化学品やセメント、樹脂サッシなどを展開する化学メーカー、トクヤマは東日本大震災の影響を受けて、グループ3工場で操業停止が続いている。
23日時点で生産を止めているのは、グループのポリプロピレンフィルムメーカー、サントックスの関東工場(茨城県潮来市島須)、樹脂サッシや玄関ドアなどを製造するエクセルシャノンの花巻工場(岩手県花巻市北湯口第一地割)、真岡工場(栃木県真岡市鬼怒ヶ丘)の3拠点。
関東工場では、食品や衣類・繊維包装などに使うCPPフィルムと呼ぶ製品を生産しているが、現在、生産・出荷は停止中で再開は未定だ。花巻と真岡工場は少なくとも3月末まで操業を停止する予定だが、4月以降の詳しい再開計画は決まっていない。
トクヤマグループでは、震災直後に本体の鹿島工場(茨城県神栖市砂山)やグループ企業であるエイアンドティーの江刺工場(岩手県奥州市江刺区岩谷堂字松長根)なども一時生産が停止したが、いずれも22日までに操業を再開している。
(武政 秀明 =東洋経済オンライン)
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