帝国繊維の栃木・鹿沼工場は損壊なく通常操業、ホース、防災関連品に注目集まる【震災関連速報】
老舗繊維メーカー、帝国繊維が東日本大震災で受けた被害は軽微だったようだ。主力商品であるホースの製造を担う鹿沼工場(栃木県鹿沼市府所本町)は、地震による損壊もなく週明け14日から通常通り操業している。
帝国繊維には、排水用ホースについて官公庁からの問い合わせが増加している。被災地の排水活動が想定されたもので、納品可能日等の案内を随時行っているという。また、同社では商社子会社の帝商を通じて救助用器具や非常食などの防災関連品も取り扱っており、購入依頼が増えている。
ただ、非常食等では一部で在庫払底状態の商品出始めており、要請に応じきれない状況も出ているという。ホースと異なり自社生産商品ではないため、詳細な納品日などは示せないが、出荷日のメドなどを提供するなど対応を採っている。
(鈴木良英 =東洋経済オンライン)
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