KYBは生産拠点の被害軽微だが取引先の被災が懸念【震災関連速報】
油圧機器を製造するカヤバ工業(KYB)が、東日本巨大地震で受けた被害は軽微だったようだ。
主力の岐阜工場(岐阜県可児市)は影響なく、相模原工場(神奈川県相模原市)と熊谷工場(埼玉県深谷市)では壁にヒビが入ったり、揺れで設備が動いたりしたものの、物理的、人的な被害は軽微だった。
相模原と熊谷工場はすでに設備点検を終え、16日から操業を再開した。
ただ、KYBの業績を牽引していた建機向けの油圧部品を製造する相模原工場は計画停電の対象地域。納品先の建機メーカーや部品サプライヤーも被災の影響が大きく、業績への影響が懸念される。
(松浦 大 =東洋経済オンライン)
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