日本山村硝子の宇都宮、相模原、熊谷の3工場が操業停止、宇都宮は復旧メド立たず【震災関連速報】

日本山村硝子の宇都宮、相模原、熊谷の3工場が操業停止、宇都宮は復旧メド立たず【震災関連速報】

ガラス瓶製造最大手の日本山村硝子は、東日本大震災の影響で宇都宮工場(宇都宮市清原工業団地)、東京工場(神奈川県相模原市緑区大山町)、埼玉工場(熊谷市御稜威ヶ原下林)の3工場が操業停止に追い込まれている。

地震発生の11日には東京・新宿の本社に展示されていたガラス瓶のほとんどが割れて散らばった。ただ、工場の社員を含め、全社員の安全は確認済みだ。

しかし、3工場の中でも宇都宮工場の製造ラインの損傷がひどく、復旧のメドがたっていない。比較的被害が軽い東京工場と埼玉工場を優先して復旧作業を開始しているが、物流ルートにも影響が出ているため、製造が開始されても円滑な供給に支障を来す可能性がある。

3工場は洋酒や化粧品など向けのガラス瓶の生産を主力としており、一部でPETボトルも製造している。操業停止が長引いたり、操業が再開したとしても円滑に供給できなかたりすれば、納入先のメーカーに悪影響を及ぼす懸念も出てきかねない。

日本山村硝子は引き続き一刻も早くさらなる損害の詳細を解明するため、全力で取り組んでいる。

(張 子渓 =東洋経済オンライン)

 

 

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。