SUMCOは米沢工場の操業停止長引けば九州で代替生産か【震災関連速報】

SUMCOは米沢工場の操業停止長引けば九州で代替生産か【震災関連速報】

半導体や太陽電池の基板材料となるシリコンウエハの大手であるSUMCOは、東日本大震災直後から操業を停止している米沢工場(山形県米沢市八幡原)の稼働再開に一定の時間を要する可能性があることから、九州地区の工場で検討している代替生産が有力案となっている。

米沢工場はシリコンウエハの結晶などを生産する拠点。震災による設備や建物の被害は軽微だったが、現地では余震が続き安全点検作業が順調に進んでいないという。今後も大規模な余震が発生するおそれも否定できないうえ、物流の混乱も予想されることなどから、SUMCO自身も米沢事業所の操業再開には慎重な姿勢もあるようだ。

米沢事業所の操業停止が長引く場合は、同様の製品を製造している九州地区の伊万里工場(佐賀県伊万里市)や佐賀工場(佐賀県杵島郡江北町)での代替生産に踏み切る可能性がある。SUMCOは震災直後からこの案を検討しており、早ければ今週中にも方針を決める。

(武政 秀明 =東洋経済オンライン)

 

 

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 内田衛の日々是投資
  • ルポ「ホームレス」
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 就職四季報プラスワン
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。