SUMCOは米沢工場の操業停止長引けば九州で代替生産か【震災関連速報】

SUMCOは米沢工場の操業停止長引けば九州で代替生産か【震災関連速報】

半導体や太陽電池の基板材料となるシリコンウエハの大手であるSUMCOは、東日本大震災直後から操業を停止している米沢工場(山形県米沢市八幡原)の稼働再開に一定の時間を要する可能性があることから、九州地区の工場で検討している代替生産が有力案となっている。

米沢工場はシリコンウエハの結晶などを生産する拠点。震災による設備や建物の被害は軽微だったが、現地では余震が続き安全点検作業が順調に進んでいないという。今後も大規模な余震が発生するおそれも否定できないうえ、物流の混乱も予想されることなどから、SUMCO自身も米沢事業所の操業再開には慎重な姿勢もあるようだ。

米沢事業所の操業停止が長引く場合は、同様の製品を製造している九州地区の伊万里工場(佐賀県伊万里市)や佐賀工場(佐賀県杵島郡江北町)での代替生産に踏み切る可能性がある。SUMCOは震災直後からこの案を検討しており、早ければ今週中にも方針を決める。

(武政 秀明 =東洋経済オンライン)

 

 

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