東海運は設備に大被害こそないものの6人消息不明、1人負傷【震災関連速報】
太平洋セメント系の東海運は東日本大震災により東北、関東地方の事業所で一部損傷などの被害を受けるとともに、15日現在、社員ら6人が消息不明、1人負傷と人的被害が出ている。
東海運は東北地方では、陸送基地の東北営業所(宮城県亘理町逢隈十文字)と、主要先・太平洋セメントの大船渡工場(12日現在で被害状況不明)の貨物を担う大船渡営業所(岩手県大船渡市赤崎町)を持っている。詳細は不明だが、東北営業所において従業員が骨折の大ケガを負ったもようのほか、大船渡営業所で地元の船員6人(社員2人、グループ会社社員4人)と連絡が取れない状態という。
一方、各施設の震災被害は「事業継続に特段の影響は与えない」(経営企画部)程度で済んだと見られる。会社側は作業の復旧を急ぐと同時に、消息不明者の安否確認に全力をあげている。
(内田 史信 =東洋経済オンライン)
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