
──コロナでは日米ともに休業も多く、かなり厳しい状況でした。
出口が見えては遠のくことの繰り返しで、ずっと続くかと思うほど厳しかった。
これまでも危機はあった。阪神・淡路大震災当時、店舗網はほぼ関西だった。数日の休業で復帰できたが、インフラ復旧に時間がかかり、お客様の日常生活が戻るのに時間が必要だった。その後は北海道から沖縄まで出店したが、東日本大震災の計画停電では約半数の店が営業できなくなってしまった。
日本だけではリスクヘッジできないと思い、北米出店を加速した。それもコロナになり、ロックダウンで営業できなくなった。感染対策は講じてきたが、パンデミックはどうしようもない。2020〜21年は出店を後悔したほどだ。
他社が追随できない強気の投資
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