メガネトップは20数店が休業状態、首都圏でも従業員そろわず休業も【震災関連速報】
メガネ専門店最大手のメガネトップは、東日本大震災の影響で東北地方と首都圏合わせ、15日時点で20数店(全国に約700店)の営業を停止している。
東北地方では、宮城県、福島県を中心に18店で営業を休業中だ。東北地方には商品供給ルートの確保も出来ていないうえ、宮城県気仙沼市の店舗など数店で被害状況の把握ができない状況が続いており、現在、営業再開のメドは立っていない。
震災の影響は首都圏店舗へも広がっている。停電の影響で交通機関が不通になっていることから、営業に必要な従業員がそろわない店舗が出始めているためだ。また、ロードサイド店も多い同社では、自動車通勤の従業員も多いが、ガソリンが入手できず出勤が出来ないケースも出ている。
近隣の複数店舗の従業員が集まり、一つの店舗を運営するという事態が起こっており、予期せぬ休業を余儀なくされる店舗も出ている。また、東京電力の計画停電の影響も大きい。停電中は営業はしない方針だが、日により対象時間が異なるため、日々営業時間が変わる状態で、来客数が不安定になるなど影響が出ている。
(鈴木良英 =東洋経済オンライン)
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