大建工業は2工場が操業停止、仙台ショールームは当面休館へ【震災関連速報】
住宅資材大手の大建工業は、東日本大震災の影響により、15日午後1時の時点で住宅資材など製造の2工場が依然、操業を停止していると明らかにした。
操業を停止しているのは、高萩工場(茨城県高萩市)と、会津工場(福島県会津若松市)の2工場。従業員の無事は確認した。操業停止は、余震の恐れや、設備の点検、安全確認の必要性を鑑みた措置で、現時点で再開の具体的な日時は決定していない。2工場では、大建工業が主力とする、木質繊維板の一つ、インシュレーションボードやハードボードを製造している。現時点で、業績への大きな影響は見込んでいない。
なお、営業所と同居する仙台ショールーム(仙台市太白区泉崎)は、余震等の影響を考慮し、当面の間、休館を予定する。臨時休館中の東京ショールーム(千代田区外神田)は、交通状況等を勘案した上で、17日にも営業を再開する見通しだ。
(前野 裕香 =東洋経済オンライン)
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