セイコーホールディングスは主力の盛岡工場が生産停止。インフラ復旧遅れれば、業績に影響も【震災関連速報】
セイコーホールディングスでは東日本大震災を受け、関東・東北の7拠点に被害があった。各拠点とも建物に大きな損傷はなく、けが人なども出ていない。ただ、停電などにより15日午前の時点で操業停止の状態だ。
被害があったのはセイコーインスツル仙台事業所(宮城県仙台市、電池や磁石を生産)、セイコーインスツル秋田事業所(秋田県大仙市、液晶パネルを生産)、盛岡セイコー工業(岩手県岩手郡雫石町、時計を生産)、遠野精器(同遠野市、時計部品を生産)、二戸時計工業(同二戸市、時計部品を生産)、セイコーインスツル栃木事業所(栃木県栃木市、水晶関連を生産)、セイコーNPC塩原テクノロジーセンター(同那須塩原市、半導体を生産)の7拠点。
このうち、盛岡セイコー工業はセイコーHDの主力拠点。地震による被害は軽微でも、電気などのインフラ復旧が遅れれば、業績に影響を与える可能性がある。
(梅咲 恵司 =東洋経済オンライン)
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