オリンパスは主力製品の3拠点が操業停止。ただ、建物損傷などの被害は小さい【震災関連速報】
オリンパスの東日本大震災による影響は、関東以東の3拠点に及んだ。それぞれ、停電や建物の一部損壊などが発生しており、操業停止の状態だ
操業停止中の拠点は以下の通り。
青森オリンパス(青森県黒石市追子野木):医療用処置具の生産
会津オリンパス(福島県会津若松市門田町):医療用、工業用内視鏡の生産
白河オリンパス(福島県西白河郡西郷村):光源装置、画像処理装置など生産
3拠点ともに、同社の主力製品である医療用関連の機器を手がけているため、操業停止状態が長引けば業績への影響が懸念される。ただ、建物は壊滅的な状態ではない。軽傷者はいるが、重傷の従業員はいない模様。電気などのインフラ関連や、部品調達先の工場が復旧すれば、オリンパスの拠点も順次再開する可能性が高い。
(梅咲 恵司 =東洋経済オンライン)
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