三菱倉庫は仙台営業所が一部冠水被害。業務再開へ安全性の確認急ぐ【震災関連速報】
倉庫首位の三菱倉庫は宮城県仙台市宮城野区に持つ東京支店仙台営業所(倉庫)が地震と津波に遭い、1階部分が冠水する被害を受けた。
同営業所は仙台港フェリー埠頭ターミナルから800メートルほど離れた場所に位置するが、震度6強の激しい揺れと巨大津波というダブルパンチを受けた。内部の保管貨物も一部荷崩れなどの影響を受けたもようだが、詳細は不明。
外観上、建物に大きな損壊は見当たらないものの、大型の余震と、それに伴う津波の恐れが指摘される中、「立ち入りが困難で詳しい調査ができない状態」と会社側。安全性を確認できず、現状、業務停止を余儀なくされている。復旧が急がれるが、まずは慎重に建物の安全性を確認していく方針だ。
なお、収益への影響について会社側は「全体として当社の被害は僅少と見込んでいる」との見方を示している。
(内田 史信 =東洋経済オンライン)
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