ユニクロは57店で休業、計画停電でも通常営業続ける【震災関連速報】
カジュアル衣料専門店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングでは、東日本大震災を受けて主力業態のユニクロ57店を休業している。休業店舗は東北地方が中心で、とくに宮城県にある14店は1店も営業が出来ていない状況だ。またガラスや店内什器の一部が破損している店舗も多く、修理時間確保のため営業時間を一部短縮している店舗は東北・関東地方を中心に100店を超えているという。
被災地とその周辺の社員については全員無事が確認されている。ただ各店のパート・アルバイトは相当数に上るため現在も調査中だ。また、通信が途絶えている地域にも店舗があり、被害等の詳細が不明な店舗もあるという。
東京電力管轄下で行われている計画停電は、来店客がいる限りは通常の営業を続ける方針だ。レジ等の電気機材が使えない場合も従業員による手計算などで対応する。
なお同社は被災地に、冬の機能性肌着「ヒートテック」30万点を始め、肌着、アウター、タオル等の衣類等7億円相当の商品を寄贈する。被災地側の受け入れ体制が整い次第、順次物資を供給する予定だ。また同時にグループ企業・社員から計4億円、柳井正会長兼社長個人から10億円を寄付する旨を発表している。
(鈴木良英 =東洋経済オンライン)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら