日立電線は主力工場がすべて操業停止、日立と仙台の工場は再開見通し立たず【震災関連速報】

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日立電線は主力工場がすべて操業停止、日立と仙台の工場は再開見通し立たず【震災関連速報】

電線大手の日立電線は、工場が茨城県日立市をはじめとして東日本に集中しているため、主力工場の操業がすべてストップしている状態だ。

海底ケーブルを製造する日立市のみなと工場とゴム製品を製造する仙台市の東北ゴムは津波で冠水、余震が続いているため、設備、機械の損傷がどの程度かも判明していない。この2工場は生産再開の見通しが立っていない。

日立市の電線工場、日高工場、高砂工場、豊浦工場は、建屋、設備、機械を点検中。計画停電区域外のようなので、物流も含めライフラインが復旧すれば生産を再開する可能性がある。

高機能材料を製造する土浦工場は設備、機械の損傷が軽微で生産再開に一番近い位置にいるが、あいにく計画停電の区域内。計画停電の詳細が明らかになるまで操業を見合わせるかもしれない。

筒井 幹雄 東洋経済 記者

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つつい みきお / Mikio Tsutsui

『会社四季報』編集長などを経て、現職は編集委員。

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