パルタックは仙台、埼玉物流センターが津波被害で稼働停止、復旧メド立たず【震災関連速報】
日用品卸大手、パルタックは14日、東日本巨大地震で受けた被害を発表した。仙台と埼玉の物流センターは建屋、設備共に損害を受け、稼働を停止。商品の出荷がまったくできない状況だ。
もっとも被害が大きいのは、東北の物流センター「RDC仙台」(宮城県岩沼市)。岩沼市は仙台空港に隣接。津波による浸水被害が大きく、電話やインターネットなどインフラが途絶えている。現地と連絡が取れないため、従業員の被災状況など確認をとることすら難しい状況だ。復旧のメドはまったく立っていない。
また、埼玉県加須市の「加須物流センター」も地震によって設備が停止。同じく復旧の予定は立っていない。上記2つの物流センターの停止によって、商品の流通は困難になる見通しだ。
なお、11日には本社に対策本部を設置。折目光司社長を本部長として、商品供給の対応や被害状況の把握を図っている。
(島田 知穂 =東洋経済オンライン)
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