「自分のファンと付き合った」僕を待っていたもの 漫画「結婚するとは思いませんでした。」(1)
彼女は心理テストかなにかだと思ったようで、実にまじめに悩みながら1つひとつ書いていきました。前のめりになっていっしょうけんめい書いている彼女のつむじを見ていて、可愛すぎるとジェスさんは思いました。
こんなに可愛い人とこれからもずっとただの知り合いとして付き合うのはつらい。付き合うか、いっそのこともう会わないか、決めるべきだ、と。
僕と付き合いませんか
しばらくして彼女はすべて書き終えて、満足そうな表情で紙をジェスさんに差し出しました。
ジェスさんはリストを一つ一つじっくり読んでから、こう言いました。
「ここに書いてくれた嫌いなこと10個は、これからも絶対にしないから、僕と付き合いませんか?」
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