メディパルHD子会社の釜石支店が壊滅的被害、医薬品卸機能の回復に全力【震災関連速報】
医薬品卸大手メディパルホールディングスは14日、医薬品卸子会社メディセオの釜石支店(岩手県釜石市港町)が東日本巨大地震の津波により壊滅的な影響を被ったと発表した。そのほかの被災地の支店、営業所は無事という。
停電などにより、岩手県、宮城県、茨城県にある3カ所の営業拠点で社内ネットワーク障害および茨城県内の物流センターの出庫機能に不具合が生じている。ただ、岩手など3県の社内ネットワークについてはバックアップ体制により対応を図っている。
また、茨城の物流センターの機能に関しては、埼玉県、千葉県、神奈川県の物流センターからの出荷によって代替を図っている。人的被害については、東北エリアで数人の従業員の連絡が取れていないとしている。
現在、同社では医療用医薬品の供給について、被災前と同水準の対応ができるよう最大限の努力を続けていくとしている。
「東洋経済オンライン」は業績予想を現状のまま据え置くが、今後、業績への影響が判明次第、順次予想を見直す可能性がある。
(岡田 広行 =東洋経済オンライン)
《東洋経済・最新業績予想》
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益
連本2010.03 2,546,029 18,433 26,802 1,958
連本2011.03予 2,656,000 14,600 23,500 4,000
連本2012.03予 2,780,000 17,000 26,000 13,000
連中2010.09 1,319,015 15,685 19,693 4,714
連中2011.09予 1,385,000 7,000 11,500 6,000
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1株益¥ 1株配¥
連本2010.03 8.3 18
連本2011.03予 17.1 18
連本2012.03予 55.4 18
連中2010.09 20.1 9
連中2011.09予 25.6 9
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