家庭でも「探究学習」が必要、「教えない教育」が子どもの考える力育てるワケ 自ら問いを立て主体的に学ぶようになるには

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調布市立多摩川小学校の道徳の授業の様子。生徒同士の話し合いで進めていく
(写真:調布市立多摩川小学校提供)

探究は、子どもたちは力を持っていると信じることから始まるといってもいいでしょう。実際、調布市立多摩川小学校の庄子寛之氏は、学習指導要領でうたわれている生きる力を、幸せに生きる力と定義し、 そのためにしていることは、 「あなたはあなたのままですばらしい」と言い続けることだと言います。そして、親にも「お子さんはそのままですばらしい」と伝え続け、子どもや家庭と共に教育をつくることを心がけていると話してくれました。

このように、さまざまな場で子ども主体の教育にチャレンジしている先生はたくさんいます。そんな先生のチャレンジをこれからも伝えていきたいと思います。

中曽根陽子(なかそね・ようこ)
教育ジャーナリスト/マザークエスト代表
小学館を出産で退職後、女性のネットワークを生かした編集企画会社を発足。「お母さんと子ども達の笑顔のために」をコンセプトに数多くの書籍をプロデュース。その後、数少ないお母さん目線に立つ教育ジャーナリストとして紙媒体からWeb連載まで幅広く執筆。海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエイティブな力を育てる探究型の学びへのシフトを提唱。「子育ては人材育成のプロジェクト」であり、そのキーマンであるお母さんが幸せな子育てを探究する学びの場「マザークエスト」も運営している。著書に『1歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』(晶文社)、『子どもがバケる学校を探せ! 中学校選びの新基準』(ダイヤモンド社)、『成功する子は「やりたいこと」を見つけている 子どもの「探究力」の育て方』(青春出版社)などがある
(写真:中曽根氏提供)

(注記のない写真:静岡聖光学院中学校・高等学校提供)

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執筆:中曽根陽子
東洋経済education × ICT編集部

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小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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