真鯛が祝い魚になった「めでたい」名前以外の理由 漫画「江戸前の旬」(第2話)

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3 ✎ 4 ✎ 最新
拡大
縮小
真鯛をけなす息子、真鯛に特別な思いを持つ母。旬の真鯛の握りは息子の誤解を解くことができるのか!?

銀座『柳寿司』三代目・柳葉旬。柳寿司の末っ子として生まれ、父親の跡を継ぐために寿司職人となって迎えた二度目の春……。寿司職人として大輪の花を咲かすべく、ただ今奮闘中!! 厳しい師である父・鱒之介に日々怒鳴られながらも、失敗を自分の力へとかえ、成長してゆく!!

江戸前の旬 1―銀座柳寿司三代目 (ニチブンコミックス)
『江戸前の旬 1―銀座柳寿司三代目』(日本文芸社)。書影をクリックすると日本文芸社のサイトにジャンプします

そんな本作『江戸前の旬』が、原作者・九十九森(つくも・しん)と漫画家・さとう輝(てるし)のコンビで「週刊漫画ゴラク」誌上にて連載開始されたのが1999年。今や20年を超えるロングラン連載となり、コミックスも110巻を突破した。またBSテレビ東京では、二度にわたってドラマ化もされている。

長く愛される本作の根底には「寿司へのこだわり」と「人への優しさ」がある。時代を経ても廃れることのない食と人のドラマ。

漫画『江戸前の旬』(日本文芸社)より抜粋してお届けします。

この記事の漫画を読む(21ページ)
九十九 森 漫画原作者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

つくも しん / Shin Tsukumo

青森県平川市出身。漫画原作者。1999年に『江戸前の旬』の前身となる作品『銀シャリ!!』を執筆し、長期連載となる『江戸前の旬』そのスピンオフ『寿司魂』『北の寿司姫』『旬と大吾』『虹のひとさら』『ウオバカ!!!』を執筆。ほか、グルメ漫画の原作多数。

この著者の記事一覧はこちら
さとう 輝 漫画家

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

さとう てるし / Terushi Sato

1963年10月28日生まれ。北海道松前郡松前町出身。北海道松前高等学校卒業後に上京し、中島徳博のアシスタントを務めたのち、20歳のときに月刊少年ジャンプでデビュー。無類の釣り好きで近年は『江戸前の旬』シリーズのほかにも、多くの釣り漫画を発表している。

この著者の記事一覧はこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【浪人で人生変わった】30歳から東大受験・浪人で逆転合格!その壮絶半生から得た学び
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
【逆転合格の作法】「日本一生徒の多い社会科講師」が語る、東大受験突破の根底条件
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT