「国を持たない最大の民族」、クルド民族の現実 クルド問題、産廃会社の株式上場など書評8冊

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[Book Review 今週のラインナップ]

・『クルド問題 非国家主体の可能性と限界』

・『Pure 35歳、女性税理士が産廃会社を東証一部に上場させるまで』

・『五色のメビウス 「外国人」とともにはたらきともにいきる』

・『薬草ハンター、世界をゆく 義足の女性民族植物学者、新たな薬を求めて』

[新書紹介 3分で4冊!サミングアップ]

・『タリバン台頭』

・『天皇家の恋愛』

・『川端康成と女たち』

・『がん劇的寛解』

『クルド問題 非国家主体の可能性と限界』今井宏平 編(書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします)

評者・帝京大学教授 渡邊啓貴

名前は知られていても、その歴史や現状はあまり知られていないのがクルド人だ。トルコ、シリア、イラク、イランにまたがって生活し、「国を持たない最大の民族」と言われている。

本書は各国のクルド人の政治的動きなどをきめ細かく記し、真の意味での自立と独立への可能性を探る。

次ページ『Pure』産廃業者が東証1部に上場するまで
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