[Book Review 今週のラインナップ]
・『クルド問題 非国家主体の可能性と限界』
・『Pure 35歳、女性税理士が産廃会社を東証一部に上場させるまで』
・『五色のメビウス 「外国人」とともにはたらきともにいきる』
・『薬草ハンター、世界をゆく 義足の女性民族植物学者、新たな薬を求めて』
[新書紹介 3分で4冊!サミングアップ]
・『タリバン台頭』
・『天皇家の恋愛』
・『川端康成と女たち』
・『がん劇的寛解』
評者・帝京大学教授 渡邊啓貴
名前は知られていても、その歴史や現状はあまり知られていないのがクルド人だ。トルコ、シリア、イラク、イランにまたがって生活し、「国を持たない最大の民族」と言われている。
本書は各国のクルド人の政治的動きなどをきめ細かく記し、真の意味での自立と独立への可能性を探る。
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