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性急な脱炭素政策によって、中国の鉄鋼やアルミは一時生産停止を余儀なくされた(ロイター/アフロ)
中国の鉄鋼業界が排出する二酸化炭素(CO2)の量をピークアウトさせる時期について、中国政府が目標を2025年から30年に延期したことが明らかになった。
鉄鋼業界の産業政策および環境対策を所管する工業情報化省、国家発展改革委員会、生態環境省は2月7日、連名で新たな「指導意見(ガイドライン)」を通達した。
20年12月末に示されたガイドラインの原案では、鉄鋼業界のCO2排出について「25年までのピークアウト実現を率先して目指す」と明記していたが、今回の通達ではこの部分が「30年までにピークアウトを実現する」に修正された。
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