中国の農村で女性が人身売買や虐待を受けていた事件が発覚し、世論の注目を集めている。『財新周刊』2月14日号の社論は、女性の権利について論じている。
「婦女権益保障法」の改正が広く注目を集めている。2021年12月24日から22年1月22日の間、同法の改正草案に関する意見の公募が行われ、8万5221人が意見を投稿し、その数は42万3719通に上った。この人数は同時期に意見公募が行われた会社法の100倍に達する。この熱量からみても、現在の中国は女性の権利保障体制が十分でないということがよくわかる。
現実は厳しい。江蘇省徐州市の農村で8人の子供を持つ母親が鎖でつながれていたという事件は人々を憤らせた。彼女は誘拐されたうえで虐待を受けていた。人類の良識を踏みにじる事件に、まっとうな中国人は皆恥を感じたものだ。
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