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クラウドで攻めのDX支援 売上高30%成長を目指す 【4414】フレクト

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セールスフォースなどと共同でDX支援。開発から運用まで一貫体制が強み。

CEO 黒川幸治(くろかわ・こうじ)1979年生まれ。大学在学中の2000年にIT企業を起業、その後05年にフレクトを設立してCEO就任。22年3月期は売上高33億3700万円、営業利益1億8600万円を見込む。(撮影:尾形文繁)
クラウドインテグレーションと呼ばれるビジネスを展開し、昨年12月に東証マザーズへ上場したフレクト。創業者の黒川幸治CEOに事業モデルなどについて聞いた。

──フレクトの事業内容は。

顧客企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援するクラウドインテグレーションと、SaaSでモビリティー業務を最適化するキャリオットという、2つのサービスを手がけている。事業セグメントは1つで、前者のサービスが売上高の9割を占める。

クラウドインテグレーションでは米国のセールスフォース・ドットコムやアマゾン ウェブ サービスなどのプラットフォーマーをパートナーにしている。DXを進めたい企業に対し、パートナーと一緒に営業し、DXの企画立案からデザイン、マルチクラウドの開発、運用までワンストップで提供する点に特長がある。DXには2種類あるが、当社が得意なのは、アナログ業務をデジタル化する“守りのDX”ではなく“攻めのDX”だ。競争力を高めたり、新しい価値を創造したりするためのDXであり、企業は本来こちらへ向かって変革をしなければならない。攻めのDXの必要性を感じている国内企業は9割に達するが、デジタル人材やスキルの不足のため、実際に成功した割合は6%にすぎないといわれている。

──フレクトの競争優位性はどういう点にありますか。

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