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「人材確保が企業の課題 新たな指標を提案したい」 小笹芳央 リンクアンドモチベーション 会長

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おざさ・よしひさ 1961年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、86年リクルート入社。組織人事コンサルティング室を立ち上げ、2000年リンクアンドモチベーション設立。13年から現職。(撮影:梅谷秀司)
組織や人材などの経営コンサルティングを柱に、パソコンスクール「アビバ」などキャリアスクールや学習塾の運営、外国人英会話教師派遣などを広く展開する、リンクアンドモチベーション。創設者である小笹芳央会長に足元の環境から今注目されている「従業員エンゲージメント」のニーズまで直撃した。

出資先ベンチャー企業の上場社数

インキュベーション事業で20社以上に出資し、うちラクスル、ビジョナルなど4社が上場、1社がバイアウトされている。

──「従業員エンゲージメント」という、従業員の企業への満足度や意欲を高める取り組みが今、注目されています。

2008年秋のリーマンショック以降、人材流動化が進み、企業は優秀で若い人材をいかにつなぎ留めるかが大切になっている。コロナ禍で在宅勤務やオンライン業務が増えており、社員のエンゲージメント(会社との関係性)をいかに高めていくかが課題だ。

エンゲージメントを測定するツールとして、「モチベーションクラウド」を販売しているが、この1年で急増。月会費の売上高を年末までに2.3億円にすることを目標にしていたが、第3四半期までに達成した。22年には3億円台半ばに達すると思っている。

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