2021年度セガ系事業会社予想の営業利益
ゲーム事業が好調で11月に通期予想を上方修正。コロナ禍の巣ごもり特需だけでなく市場規模底上げも一因のようだ。
──横浜IRが頓挫しましたが。
かなりプランは煮詰まっていた。それを横浜市民、国民の皆さんにお披露目できないことが残念だった。われわれや制度を設計した国、横浜市も含め、IRとはどのようなものか伝えきれなかった。
──国内IRへの参入は諦めずほかの都市で機会を模索します。スケジュール感を教えてください。
2022年4月末の募集締め切りを国が変えなければ、いま手を挙げている都市以外は間に合わない。ここで上限の3都市が選ばれた場合、ほかの都市が出てこられるのは(法律で上限の見直しが認められている)7年後になる。もしかすると、1~2都市しか選ばれず、国が(7年経つ前に)もう1都市を追加募集するなど、流動的な措置があるかもしれない。
ゲーム事業なども含め、グループでは今後4年半、2500億円を投資したい。ただ、先行きの見えない国内IRの優先順位は変更し、資金に余力がなければ投資しないことにした。オンラインカジノやスポーツベッティング(賭け事)など、M&A(合併・買収)も視野に投資対象を見直す。
──以前は利益貢献の乏しかったセガが業績を牽引しています。
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