三菱電機がテレビ撤退、ついに始まった「選別」 国内シェアはわずか2.9%、開発競争に白旗

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縮小

シェア低迷に苦しんでいたテレビ事業から事実上撤退することを決めた三菱電機。品質不正問題にも直面する中、いよいよ抜本的な構造改革が始まるか。

液晶テレビ事業の大幅縮小を発表した三菱電機。不採算事業の整理が本格化するのか(撮影:梅谷秀司)

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ようやく見切りがつけられた。

三菱電機は11月1日、液晶テレビブランドの「REAL(リアル)」事業の縮小を発表した。家電量販店への出荷はすでに9月末で終了し、全国に約1300店ある小規模系列店「三菱電機ストア」への出荷も2024年3月をメドに終了する。

競馬場やスタジアムに設置される大型映像装置「オーロラビジョン」や、鉄道車内ディスプレイ「トレインビジョン」の製造は継続するものの、テレビ事業からは事実上撤退する。

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