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マンション管理を「採点」する新制度の盲点 国や業界が笛吹けど踊らず? 3つの制度が乱立

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マンションの住民や理事会にとって管理をめぐる悩みは尽きない。コロナ禍で生じた新たな問題や大規模修繕など最新のトラブルを追った。

見えにくい管理の状態を客観的に評価できるか(記者撮影)

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マンションの管理状態を「点数化」する――。

野心的に見える取り組みが、2022年4月から始まる。音頭を取るのはマンション管理会社の業界団体である、マンション管理業協会(管理協)だ。

新しく始まる「マンション管理適正評価制度」は、申請のあったマンションの管理状態を100点満点で採点する。

管理組合の運営体制や収支、建物・設備の状態など5つのカテゴリーに分類し、各項目の達成度合いに応じて点数化。合計点が90点以上ならSランク、70~89点ならAランク、といった具合にSからDの5段階で評価する。結果は一般に公開される予定だ。

中古マンション価格へ反映?

「適切な管理が行われているマンションが、中古市場で評価されるようにしたい」。管理協の担当者は意気込む。制度を解説したパンフレットには「マンションの価値は新たなステージへ」との文言が踊る。

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