コロナ禍で人の移動が抑制され、鉄道やホテルの業界は大きく打撃を受けた。
西武鉄道とプリンスホテルを傘下に抱える西武ホールディングス(HD)も例外ではない。2020年度には、資金繰り対策で1600億円の資金を新たに借り入れたほか、鉄道、ホテル両子会社が計800億円の優先株を発行。今期も資産売却を決断するなど経営の再構築を急ぐ。一方でレジャーについては、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)再生の立役者である株式会社刀の森岡毅氏を招聘、100億円を投じ西武園ゆうえんちを5月にリニューアルオープン。昭和の熱気あふれる商店街の再現や日本が誇る怪獣「ゴジラ」をテーマにしたアトラクションを武器に集客を狙う。
混迷の時代、西武HDはどのような方向に進むのか。後藤高志社長に聞いた。
埼玉西武ライオンズの2019年観客動員数
本拠地・メットライフドームは娯楽性を高めた「ボールパーク化」が今春完了。コロナ禍が収束すれば動員数アップも夢ではない。
──なぜ西武園ゆうえんちのリニューアルに踏み切ったのですか。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら