業務スーパー事業の売上高成長率
直近2四半期の売上高成長率。テレビ番組などでも取り上げられたPB商品が足元でも販売量を伸ばしている。
──コロナ禍に伴う巣ごもり消費で消費者の行動も変容しています。
20年2月後半から5月まで大きな特需があったが、中でも業務スーパーは他社より高い水準で売り上げを伸ばせた。内食需要の高まり、消費期限の長い商品のまとめ買いなど、変化する消費者ニーズを捉えることができたためだ。
メディア露出が増えて顧客基盤も拡大したことで、売れ筋商品も従来とは変わっている。賢く買い物をしたい層が、高品質でバリュー感のあるものを買うようになり、高単価商品も売れている。
──業務スーパーの強みはどこにあると考えますか。
独自性の高いPB(プライベートブランド)商品だ。販売比率は33%(21年4月末)にまで達している。強みは安さと利便性。とくに販売を伸ばしている冷凍食品は、価格が安く調理の手間も省ける時短商品として人気だ。一度手軽さを知ると、消費者はずっと購入してくれる。





















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